自然養鶏学習農園 亀成園
鶏と畑と共にあるライフスタイル
百姓の知恵を百年先の未来へ
松阪市の香肌峡に位置する亀成園(かめなりえん)では、養鶏を中心とした持続可能な農園暮らしに取り組んでいます。
畑は自然農法やパーマカルチャーを取り入れて年中草が絶えず、田んぼは手植え・手刈りで小さなもの。メインの鶏も100羽以下の小規模で、そんなに手を広げられません。いろいろかき集めても家族の自給が精一杯。
それでも自慢の卵や豊富にできた野菜や麺を通して、社会の循環に位置しています。
併設のゲストハウスでは農家体験も受け付けています。
自然養鶏学習農園である亀成園は、農園であり学園であり楽園になることを目指して日々歩んでいます。
看板商品、卵について
地元の小米やヌカを主として山からの湧き水たっぷりで育ったぷりぷりの卵です。
何もつけなくても満足な味の卵の秘密は餌にあります。
いいたかのおひさまたまご
ゴトウモミジという鶏の大きめ卵です。
殻は赤茶色ですが、中の黄身は黄色く白身がたっぷり盛り上がっているのが特徴です。
卵かけご飯の他、だし巻き卵やゆで卵におすすめです。白身の力を利用して、シフォンケーキにも好評です。
香肌の真珠卵
白く小さな烏骨鶏の卵です。他の鶏に比べて産卵数が少なく小さいけれど、栄養抜群で白身に比して黄身が大きいのが特徴です。あっさりしているのに後を引く味です。
小盛の卵かけご飯や玉子酒、ポーチドエッグなどでじっくり味わってほしいです。
亀成園の卵を買うには
直売所・道の駅・発送
亀成園卵の直売所
ゲストハウス亀成園の前に建てられている直売所があります。無人の場合は料金箱にお入れください。
卵が箱の中になかったら、または足りない場合はお声がけくだされば、鶏舎から卵を採卵してご用意することもできます。
毎日3パック程度ご用意しております。まとめてご希望の場合は事前にご連絡ください。できる限り対応致します。
道の駅 飯高駅
亀成園から20分程松阪側に下った、道の駅 飯高駅でも常時取り扱っています。
いいたかの店では地域の旬の農産物が安く買えますし、名物のとっときみそやキノコに、地元産のお茶も豊富に取り扱っているのでお買い物におすすめです。
亀成園の卵は週に2度程の納品になるので、数は限られます。取り置きされる場合は事前にご連絡下さい。
卵セット発送
ゆうパックでの全国発送を承っております。卵4パックに地元のこんにゃくを3つ組み合わせたセットが基本です。
県内と関東 信越 北陸 東海 近畿地方は送料込み¥3000です。
その他地域は送料上乗せがあります。
卵を烏骨鶏卵の「香肌の真珠卵」に変更の場合、1パックにつき¥500追加です。
「香肌の真珠卵」1パック、「いいたかのおひさまたまご」3パックの組み合わせ¥3500が一番人気です。
ふるさと納税返礼品として
「香肌の真珠卵」1パックに「いいたかのおひさまたまご」3パック、自家製小麦麺2パックのセットです。松阪市へのふるさと納税寄付金10,000円への返礼品として取り扱って頂いています。
自家製小麦麺は全粒粉入りの濃い色で、噛み応えがよく味も濃い麺です。
亀成園の暮らし方
百羽の平飼い鶏と共に
毎朝起きる前から鶏たちの声が聞こえている
2種類100羽程の鶏の群れから学ぶことがたくさんある
雄と雌のバランス
競い合うのは強さなのか若さなのか
のんびりした光景をじっくり見てみると、ケッコウ頑張って生きている
鶏がいると外敵もいる
エサのことでケッコウ仕事は多い
でも鶏糞は畑の肥料に抜群に効くし
なにより卵が美味しい。本当に美味しい
当たり前のように鶏のいる暮らし
一度見に来てみませんか
ケッコウ気に入って頂けるかもしれません
自然農の畑では
手間ひまかけての多品目栽培
例えば春は
キャベツ、菜花、じゃがいも、ニンニク、春菊
夏は
ナス、トマト、キュウリ、オクラにゴーヤ、シシトウ、唐辛子、大葉
秋は
カボチャ、サツマイモ、ゴボウ、マコモ、ハヤトウリ
冬は
大根、白菜、ニンジン、かぶ、小松菜、レタス
いつも何かある畑は亀成園のお外台所
今日見つけた野菜が明日の自分を作っていく。年によって豊作だったりアテが外れたり思いがけない発見があったり。作物と百年共に過ごしていく知恵と習慣を目指して、まだまだ道の途中。
手で摘む茶畑
お茶の生産量が全国三位の三重県の田舎では、裏庭に茶畑がある家が多いです。日本人の緑茶消費量は減少しており、茶産業も下降線ですが、国際的な評価は鰻上りの緑茶です。
亀成園の茶畑は、農薬も肥料も使わず、剪定のみで好きに育てています。薬を使わないので傷んでしまう葉も多いし、夏は虫だらけでハチに注意なのですが、自分の手で摘んで、蒸して揉んで乾かして作るお茶は最高の贅沢です。
摘み立ての茶葉を天ぷらにしたり、剪定した枝を燃やして少しいい香りを楽しめるのも、茶畑があるからこそ。なにより春から初夏の茶葉の黄緑は一番好きな色です。
亀成園母の大好きがいっぱい詰まった茶畑で茶摘み体験はいかがでしょうか。
「幸福とは小さな喜びの積み重ねだ」